１年の内でいちばん寒い時期が
ようやく通り過ぎようとしています。

お正月はあまり外出することもなく
家でゆっくり過ごされた方も
多かったのではないでしょうか？

一年の計は元旦にありと言いますから、
今年の計画や目標を練り上げた方もおられたと思います。

お正月からダイエット宣言をされ、
早速始められた方、
今年こそ断薬したい…と
決心を新たにされた方、
受験間近で正月どころではなかった方
など様々おられますが、

一年の始まりを皆様と迎えられて、
とても有難く思います。

自覚を持つ…って大事ですね

成人が18才に引き下げられたので、
今年から、成人の日が「二十歳（はたち）の集い」
という呼び名に変わったところもあったようです。

インタヴューで
「まだ成人の実感がわかない…」
という答えがちらほらとあったようですが…、

私の知り合いの和尚さんが
「成人であるという実感は、自動的に生まれるものではなく、自ら作らないといけません。」
とお話されていました。

つまり「自覚を持つ」ことによって
始まるということなんですね。

私もすでに成人して25年が経ちますが、
四十にして惑わずの境地では到底ありませんし、
あと5年で天命を知るのも
ちょっと難しいかな～と思っていましたら、

ちょうど先日、ある先生から
いくつになったかと聞かれギクッとしました。

年齢を伝えますと…、
「そうか…間に合うかどうかの瀬戸際だな…」
と言われて、ちょっとショックを受けました。
ですが、なかなか親からも言ってもらえない言葉ですね。

お陰様で…

先日、
祖母がおかげさまで白寿を迎えまして、
孫曾孫が集まり、感謝の集いを催しました。

長生きしてもらって、
親類みんなが集まれるということが
本当にありがたいな～と思いました。

写真を撮るよ～と言いますと、即座に
「もらい手の多かけん、キレイに撮ってね。」
とのこと、

なかなかトンチの効いた返しは健在のようで、
こんな感じに年を取っていきたいなぁと思いました。

参加者ひとりひとりからの
お礼の言葉を聞いていると、
いのちが繋がってきているのを
実感しましたし、

誰にでも手を合わせている
穏やかな祖母を見ていると、
普段は意識しない大切なことを
教えてもらっているような気がしました。

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