からだに、おせっかい。
ブログ
体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。
映画みたいな話
思い返せばこの3年間のコロナ騒動も
なんだったのかと思わざるを得ません。
トイレットペーパー騒動に始まり、
マスク騒動、消毒用アルコール騒動がありました。
ネットで高騰した様々な製品を、
冷めた目で見ていた方もおられたことでしょう。
感染者への隔離政策や差別が
頻繁に起こりましたし、
マスクやワクチン差別もありました。
本当にこの映画「空気のなくなる日」
のようなことが起こったんですね。
金持ちの国や元金持ちの国が
ワクチンをたくさん購入し、
貧乏な途上国は
逆に、ワクチンがなくとも、
コロナ騒動はどこ吹く風~という皮肉です。
日本では3年間で3千万人以上が
国内で『感染』したそうですが、
結果的にコロナ関連死は7万人ほどと、
年間平均2万人と少し。
それまで肺炎で亡くなっていた
年間5万人よりもはるかに少ない
死者数だという事実。
にもかかわらずマスコミは、
感染者数、死者数、あげくは後遺症まで
持ち出して、煽りに煽りました。
世界は、騒動の大きかった国と、
あまり騒ぎ立てなかった国、
それを周りで傍観していた国などに分かれました。
本当にここまで騒がないといけなかったのでしょうか。
マスクやワクチンに
さして意味がないと分かった後も、
我が国ではずっと接種を呼び掛けていました。
それに多くの方々が従わざるを得なかったのは、
日本の行政のシステム上
仕方のないことだったのでしょう。
だけど、若者は本当にかわいそうでした。
「常識=真実」か?
年がら年中カゼはありますし、
増えたり減ったりしているわけです。
それでも人類が続いているのは、
クスリやワクチンなどのおかげではありません。
風邪を引いても大半の人は寝ていたら治るし、
体力や免疫力が下がっている人は、
治りにくい人もいたり、
最後は肺炎で人生が終わることもあるでしょう。
そんなもので、
それが自然の摂理です。
しかしながら、近年では、
鳥インフルや口蹄疫など、
病気であろうが元気であろうが、
法律とは言え、動物たちを皆殺しに
せざるをえない時代になりました。
「ゼロか百か」という、そんな時代なんですね。
政府も最初は、
しょうがないよね…という感じで、
ウィズコロナを掲げましたが、
途中から強力にゼロコロナを
推進することになり、
やはり無理ですから、
あきらめて、最後また、
ウィズコロナに落ち着くという方針転換でした。
世の中はグローバル化し、
一昔前なら見過ごしても
さしてモンダイにならなかった、
こまごましたデータも、
瞬時に情報として伝わる時代です。
その大きな流れには、
従わないと生きにくい部分もあるでしょうが、
メディアの情報は、いちいち鵜呑みにせず
一呼吸おいて冷静に考えること、
噂に惑わされずに行動することが大事です。
正しく恐れるということは、
情報が氾濫するこの現代では
特に必要な心構えだと思う今日この頃です。