からだに、おせっかい。
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体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。
前回、子宮頸がんワクチンを
打つか打たないかの判断材料
についてお話ししました。
さて・・・それは良いとして、
実は私が考えている問題はそこではないのです。
厚労省の質疑応答の内容を
まとめるとこういうことです。
常在ウイルスが悪さをするとき
もともとヒトパピローマウイルスは、
常在のウイルスです。
普通に皆さん接触しているわけです。
セックス経験がある女性が
一生でHPV(ヒトパピローマウイルス)に
感染するのは半分の50%です。
例を上げると、
10万人中5万人が感染したとします。
その5万人のうち
90%以上はHPVが自然排泄されるのです。
そして・・・
残りの10%(5000人)のうち、
4500人は3年以内に自然治癒します。
すなわち、
そこで感染者は500人残るのですが、
そのうちの0.1%~0.5%が、
子宮頸がんになる計算だそうです。
つまり2.5人以下ですね。
リスク=絶対危険!
ではない。
ここで気付いてほしいわけです。
ウイルスに感染した人の中で、
子宮頸がんになる人が、
5万人中1~2人いるかもしれませんが、
結局その他の49,998人は、
子宮頸がんになっていないんです。
よくメディアでは、
「リスクはある!」という
言い方ばかりされますが、
本当に聞きたいのは、
そのリスクは小さいのか大きいのか
を聞きたいのです。
感染してから、子宮頸がんにまでなった方と
そうでない人は何が違ったのでしょうか?
そしてそれはワクチンを打てば
全て解決する問題なのでしょうか?
がん病変は経過
実は、癌細胞というのは、
様々な段階があって、
正常細胞と癌細胞の間には、
どっちつかずの細胞の段階
(前ガン病変)があるんですね。
それを(軽度、中等度、高度)異形成
と呼んでいます。
どんなガンも、
正常細胞がいきなり癌になるわけではなくて、
徐々に徐々にガン化していくのです。
人間の身体の細胞は、
日々生まれ変わっているのですが、
血流が悪かったり、栄養や酸素が、
隅々までうまく運べない状態が続くと、
正常な細胞になれずに
ガン化していくと考えられています。
ですから、
喫煙でもガンのリスクが上がるんですよね。
日々の食事内容でもガンのリスクが高まるのです。
ガンは生活習慣病
「ガンは生活習慣病」と言われる由縁です。
ウイルスに感染しなければガンにならない?
それだけで?
それは病変部しか見ていないのです。
身体を見ていないのです。
そんな発想から出てきているのが
大半のワクチン推進派の人たちだと思います。
ワクチンが世の中に全く必要ないということを
言っているわけではありませんが、
かなり大多数の方が必要のないワクチンを
これから打たされていく可能性はあるでしょう。
そしてあなたは真の原因から
目をそらされ続けるのです。
●免疫力とはいったい何?
人間の身体は、
不必要なものは外に排泄する力を持っています。
自分と自分じゃないものを分ける力、
それが免疫の仕組みです。
答弁のまとめにもあったように、
「ウイルス感染しても90%は自然排泄し、
さらにその残りの9割も3年以内に自然治癒する」
とあるように、
その人の免疫力が多いに関わっているのです。
ガンは急性病ではありません。
世の中は、
「リスク回避」至上主義
カゼの場合もそうですが…
私は、「ガンにならないようにワクチンを打ちましょう!」
という考え方は、非常に短絡的で、
他人任せのような気がします。
外にしか原因を探しておらず
内側に目を向けていません。
それが現代医学の歩みでした。
残念ながら、
現代医学で健康が全て語れるわけではありません。
身体を整えておく健康学という視点が必要なのでしょう。
積極的に。
日々の生活習慣を見直して、
しっかりしたからだづくりをしていけば、
予防できるガンはとても多いものと思っています。
あなたやあなたの愛するお子さんが、
5万人中の1~2人になるのか?
それとも49,998人の側に入るのか、
はあなた次第なのです。
生きていればもちろんリスクはあります。
だけど、どうか必要以上に怖れないでください。
そして知って下さい。
あなたの身体は、あなたの細胞は、
好んでガン化したがっているのではないという事を。