からだに、おせっかい。

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体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。

思ってもいない一言

2024年01月31日(水)

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おとなの脳活

脳のブレーカーが落ちるとき

エアコンにパネルヒーター、
ホットカーペット、テレビ、CDプレイヤー…..と、
部屋の電化製品を一度に使うと
「バタン!」とブレーカーが落ちて停電しますね。

これはその部屋の電力供給量が
限界に達してしまったということです。

実はそれは、脳も同じことで
一度に供給できるエネルギー量には限界があります。

これは人前で話をするとき、
とても緊張する人たちを見ればよくわかります。

それは話をする前から緊張がはじまり、
さらには話が終わっても
緊張が続くことになりますから、
情動脳は通常では考えられないほどの
エネルギーを消費し続けることになります。

つまり、知性脳が使えるエネルギーが
不足することになります。

頭が真っ白になったり、
話がしどろもどろで
わけがわからなくなったりするのは
そのためです。

なぜ、思ってもいないひと言を発するのか

情動脳が活発に働くと、
知性脳の働きが悪くなる

これは、喧嘩でも同様です。

誰かとケンカをしていて、
お互いがどんどん
興奮してしまっているうちに、
思ってもいないひと言
口走ってしまい後悔した

そんな経験は誰にでもあると思います。

ケンカは感情ですから、
情動脳を刺激します。

そしてエスカレートすればするほど、
刺激は強くなり、
情動脳はどんどん興奮することになります。

情動脳の神経は
絶縁体のない無髄神経です。

そのため、
電気エネルギーが必ず漏れてしまいます。

情動脳が働けば働くほど、
エネルギーロスが起きるわけです。

それが知性脳の活動を鈍らせるのです。

このとき、思考は情動の動くままに反応します。
いくら優秀な人であったとしても、
記憶 (経験)や知識を身につけていたとしても、
情動が暴走したらコントロールができません

実はケンカのときの
「思ってもいないひと言」が続くのがモラ夫です。

確かに、その言動だけに
スポットライトをあてれば、
それは「性格」「人格」の問題のように
思えてしまうでしょう。

しかし情動に支配されると
なぜ、そこまで怒っているのかすら
よくわからなくなってしまうのです。

本当は、知性脳の働きが制限された結果なのです。

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