ある秋の晴れた日、
知り合いの若いお百姓
「イチローさん」に誘われて、
芋煮会に参加してきました。

僕はイチローさんが大好きです。

仲間の若い農家の方々から
「あいつは超人だ」とか、「変態だ」とか
尊敬の意味を込めて呼ばれているらしいです。

物腰はとても穏やかですが、
とても芯の通った人物で、
実家が農家だったというわけではないのですが、

独学で自然農法を学び、
武雄の山内で広大な農地に、
様々な品種の作物を育てています。

当日は午前中に
みんなで里芋を掘らせてもらい、
それらを調理。

彼の家は古い農家さんのお譲りですが、
もともとあった灯油のボイラーを撤去して
薪ストーブで冬を越すという徹底ぶり。

当然ながら、
調理もかまどに薪をくべます。

炊き込みご飯と芋煮、
里芋のポテトサラダ、
ポテトフライなど
次々と出来上がっていきます。

彼は独身ですが、
友人や知人の奥様方の連係プレーで、
お料理が次々と出来上がっていきます。

ほとんどすべての材料が
彼の育てた農作物で、

イノシシのお肉は
野菜との物々交換で手に入れたそうです。

僕は生まれて初めて
猪肉の入った炊き込みご飯を頂きました。

臭みも全くなく、
とても美味しい出来でした。

タケノコ芋の素揚げは
びっくりするくらい
サクサクっとした食感で、
高級食材というのもうなずけました。

「百姓の豊かさを少しでも感じてもらえたら…」
という彼の言葉が素直に実感できました。

イチローさんが丹精込めて育てた
自然栽培のお米「イセヒカリ」

お店にも並んでますので、
是非いちど食べて下さい。

ぜひ、動画もご覧ください。
→イチロー畑の芋煮会