からだに、おせっかい。
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体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。
さて、
うちの近くのお寺の境内に
大きなゆずの木があり、
毎年みんなでちぎっていただきます。
今年は暖かい日が多かったからなのか、
11月下旬から鈴なりに生りました。
籠いっぱいとっても
まだまだ取り切れない位になっていたので
びっくりしました。
ゆずは、味噌汁やお吸い物や、
あとはお風呂に浮かべる位しか
思いつきませんでしたが、
いろんな料理にも使うようですね。
良い香りを嗅ぐと気持ちが穏やかになったり、
元気が出てきたりします。
ゆずは漢方では
ほとんど使われてきませんでしたが、
その代わり、
みかん(温州みかん)はよく使われました。
みかんの皮は乾燥して1年経つと
陳皮と言う生薬になります。
これは胃や肝臓に効いてくれる薬物なんですね。
先日の手作りお屠蘇の会では
この陳皮も入っていました。
気づいた方はおられたでしょうか。
そのほか、柑橘系では、
タチバナ、ポンカン、いよかん、はっさくなども
漢方で使います。
お正月のお飾りで使われる、ダイダイも
漢方生薬になります。
こうやってみるとちょっと見回すだけで
私たちは自然の恵みに囲まれているんですね。
今年も色々とありました。
ご縁の皆様のおかげで元気に年を越せそうです。
来年はいよいよ
「健康」というものをより深めて
情報を発信していきたいと思っています。
私たちの命を形作っていくもの、
それは習慣でしょう。
食べ物の習慣、
体を動かす習慣、
考え方の習慣…、
世の中には様々な情報が溢れていますが、
命をより輝かせる生活習慣のことを
もっと学びながらお伝えできればと思っています。