からだに、おせっかい。 漢方の宮崎薬局とは

薬をすすめない薬局

依存から自立へ

宮崎薬局では70余年にわたり漢方相談、健康の悩みのご相談を受けてきました。つらい症状を即時的に緩和する方法もあれば、身体をじっくりと立てなおす方法もあります。様々な医療や健康づくりの情報があふれている現代では、いわゆる「応急処置」と「からだづくり」を分けて考え、それらをわかりやすく整理して差し上げることが、私たちにいま最も必要なことだと思っています。

現在の医療は一部がとても高度化し複雑化しているために、一般的には侵しがたいブラックボックスのようなイメージが強いような感じがします。すべて「専門家」に任せるべきという風潮の中、軽医療ですら丸投げ状態になりがちです。家庭の中で両親が行う応急処置の文化が退化しているだけでなく、本来家庭が担うはずの日々のからだづくりの実践もほとんどできていないような気がするのです。

医療は人の上に君臨するものではなく、生活者によって利用されるものと私は思っています。漢方には2000年以上にわたって人間全体の観察を続けてきた東洋医学の知恵が詰まっています。皆様の子や孫にまで安心して伝えられる「家庭の健康づくり」の手助けになること、そして「必要なときは高度医療を利用する」という自立した姿勢を確立するお手伝いができることを願っています。

漢方の世界

食と漢方で自然治癒力を高めて
体を根本から改善。

物事には必ず原因があって、その結果があります。現在のからだの状態は生まれてから(場合によっては生まれる前からの)積み重ねの結果として形づくられたものです。

現代は様々なものが分析可能となり、数値化されるようになりました。とても素晴らしいことです。しかしその一方で目に見えるものだけが全てだと勘違いしてしまう危険性を孕んでいます。血液検査の数値や、体感している症状、目に見える現象などこれらはすべて結果です。結果を何とかして変えるクスリは、いま様々なものが開発されつつあります。

その一方で、結果を変えても原因はそのまま、という場合も多いものです。積み重ねた無理や苦しみ、身体が発する危険信号がクスリの陰で見えなくなってはいないでしょうか?

私たちは薬の専門家として、薬品の有効性とともに危険性の認識に努めています。もちろん応急処置が必要な場合はあります。そんな中で漢方的な「ものさし」を手に入れて、原因に目を向けた取り組みと、からだが喜ぶ生き方を少しでも生活の中に取り入れていただけると嬉しく思います。

西洋医学 東洋医学

森も観て木も診るのが
東洋医学の特徴。

「西洋医学」はどちらかと言うと、物事を細かく分析し科目分けをしてミクロの視点で問題解決の方法を探る学問です。

「東洋医学」は、物事を自然の摂理や宇宙の法則に当てはめてマクロの視点で検証しながら、原因を探る学問です。そのため、西洋医学が提示する原因と東洋医学が考える原因が、どうしても重ならないことがよくあります。

また、西洋医学では具体的に断言できる言葉があるのに対して、東洋医学では全体的で抽象的な言葉を選ぶ傾向があります。これは、西洋医学が条件を述べ、東洋医学が原因を述べていると考えるとしっくりきます。

どちらも大事な要素ですが、現代では西洋医学的な視点ばかりで物事を見て、早々に結論づけてしまっているのがもったいないと感じます。

「木を見て森を見ず」という言葉がよくつかわれていますが、できれば生活者自身が「森を観て木も診る」という視点で、各医療を利用していただければと思います。