からだに、おせっかい。
ブログ
体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。
不登校や引きこもりの方と
接していると、
体質と言う個人差がある一方で、
家庭環境の違いも
見逃すことができません。
例えば、家庭によって、
ジュースやお菓子に対する
考え方が違います。
お菓子やアイス、
炭酸ジュースやスポーツ飲料など、
しっかりとストックされて
いるお宅もあれば、
そういったものを
ほとんど食べない、
飲まないお宅もあります。
こういった嗜好品に対する
家庭の姿勢は、
子供の味覚や食生活に
大きな影響を与えています。
少しだけ考えればわかることですが、
こういった嗜好品は
体や健康に良いものではありません。
そして、巨大資本の目的は利益ですから、
売れ続けてくれないと困ります。
ですから中毒になるように作るのが1番なのです。
こういったメーカーの都合で
作られたものが嗜好品ですから、
小さな頃から
その味に慣れてしまうと、
味覚がおかしくなります。
実際、お寿司を食べる時も
水分は炭酸ジュースとか
「食事中の水分は、いつもスポーツ飲料」
といった、ちょっと気持ち悪くなる
ようなお話をいただくことが少なくありません。
フードトラップ
ピューリッツァー賞ジャーナリスト
「マイケル・モス」は
その著書『フードトラップ』のなかで、
加工食品に巧妙に仕掛けられた
罠について詳しく書いています。
パッケージは
子供が喜ぶように
デザインされている。
広告には買わないという
我々の理由付けを覆すべく、
あらゆる心理トリックが使われている。
味も強力だ。
売り場を通りかかって
つい手に取ってしまったが最後、
我々は次回もその味をしっかり覚えている。
そして何より、
加工食品の原材料とその配合は、
熟練の科学者や技術者たちが
計算しつくしたものだ、
知っておくべき
最も重要なポイントは、
食料品店の店頭に
偶然の要素は一つもないということである。
幼いころの経験は
大人になっても影響します。
そして食品メーカーは
子供のからだの仕組みを巧みに利用します。
親が気を付けていないと、
また次の世代も同じようになります。
子供の不調は
そういったものの信号です。
今一度立ち止まって
未来を考えてみましょう。