からだに、おせっかい。
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体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。
「PCRの鋭敏さ」が問題。
2022年01月20日(木)
さて、福岡伸一さんは
「PCRの鋭敏さ」が問題を生んでいる
ことをはっきりと仰っていて、
全てを見つけようとする
今の風潮の危うさを指摘されています。
PCRを検査に使うと、
ほんのわずかでもウイルスゲノムがあれば
(理論的には一滴の鼻水サンプルの中に
一個のウイルスがいれば)、
それを陽性として
検出してしまうんですね。
なので、ある集団に対して
(症状にかかわらず)
誰彼かまわず
網羅的に検査をすれば、
必ずやかなりの程度の
「陽性者」が「発見」される
ことになります。
例えて言うと、
花粉症の時期に
人々の鼻の中の粘膜を検査すれば、
かなりの確率で
スギ花粉が見つかるでしょう。
だけど、鼻粘膜上に
スギ花粉が見つかったからと言って、
「はい、あなたはスギの花粉症です。」
なんてそんな乱暴な診断は
下さないはずですよね。
だけど、いまやっているPCR検査は
そのような過度な検査を盲目的に行って、
ハイ陽性、ハイ陽性とやっているわけです。
そもそも風邪の症状が出るのは、
個人個人の免疫系とウイルス増殖との
せめぎあいのバランスによります。
検査陽性でも、全く無症状の人、
ウイルスを拡散する危険が
ほとんどない人も多数存在するんです。
ある意味で、我々ヒトは
多数のウイルス、細菌とともに
共存して生きているからです。
「木を見て森を見ず」
のたとえではありませんが、
検査でウイルスだけを追って人を見ないと、
いたずらに社会不安を煽ったり、
差別や分断のレッテル貼りに
つながったりしてしまう
おそれがありますし、
現にそうなっています。
つまりPCR検査をやればやるほど、
陽性者と言われる人が
どんどん増えていきます。
本人たちはほとんど無症状で、
大した治療も必要ありません。
本当にコロナにかかりたくない
というのであれば、
カゼ症状があっても、
安易に病院に行って
いちいち調べるのは
いかがなものでしょうか?
自分の家でしっかり治して、
ホイホイとPCR検査を受けない。
そうすれば、コロナにはされません。
今年からアメリカでは
PCRを検査に使わない方向に向けて
議論が行われていますね。
ま、どうなるか分かりませんが…
日本はどうなるのでしょうか?
免疫活性化に大切な「リラックス」
寒い時期は免疫力も落ちて、
風邪ひく方が増えます。
福岡伸一さんが
「免疫システムはリラックス
していないと活性化しない」
ということを述べられていました。
免疫力を正常に保っておく秘訣は、
いろいろとありますが、
精神状態もとても影響が大きい
ということが分かっているんですね。
さて、今月のけんこう茶話会は、
感染症と免疫、
そして精神状態と免疫力の関係について
お話しします。ご期待ください。
けんこう茶話会「ココロと免疫の関係」
「1月27日(木)」午後2時から。
免疫力アップには食生活とともに、生活習慣、そして、精神の安定が重要なカギを握ることが分かっています。
クロレラエキスBCExの様々な働きについてお話しします。