からだに、おせっかい。
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体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。
危険に囲まれている!?
不登校や引きこもりになった
彼らの脳では何が起きているのでしょうか?
実は彼らの扁桃体は過敏に働いていて、
その結果、常に危険を感じています。
そのために情緒が乱れ、
ちょっとしたことにも
過敏に反応してしまいます。
それが不登校や引きこもりになる
大きな原因なのです。
本来なら問題のない
対象のはずである学校や先生、
そして友人までもが
「危険」と感じるようになってしまう。
それは、扁桃体が
過敏になっていることが原因なのです。
情緒の混乱を沈める
ある高校の先生から
ご相談をいただいたことがあります。
生徒の1人が問題行動を続け、
たびたび注意をしても
その問題行動は止まらなかったそうです。
そのため、その生徒の
ご両親に相談したところ、
ご両親も「当然子供に問題がある」と、
お子さんに注意をしてくれたそうです。
ところが、その先生は生徒に
「あんたのせいで、家の中の雰囲気が
悪くなった。どうしてくれる!」と、
逆恨みをされてしまったそうです。
そこで私はこの先生に対し、
この生徒の食生活について
アドバイスさせていただきました。
すると、その生徒の問題行動が
とても少なくなったそうです。
このような生徒の言動から分かるように、
不登校や引きこもりの人たちは、
ある意味「酔っ払った人」と同じです。
ご紹介したお話は逆恨みもいいところです。
これは彼らの情緒が混乱しているため
過敏に反応した結果なのです。
誠実でまともな話であったとしても、
酔っ払いには話が通じません。
結局、酔っている人は
酔いが冷めるのを待ってから
話をするしかありません。
不登校や引きこもっている彼らは、
アルコールを飲んでもいないのに、
酔ってる人と同じように
情緒が混乱しているのです。
私たちが脳の栄養失調の改善に
第一に取り組むのは
そういう理由からなのです。