からだに、おせっかい。
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体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。
暖冬でしたが、夏生まれの僕としてはやはりこの時期はあまり得意ではありません。毎日防寒対策をして外出しています。
先日、帰宅したときには気温はぐっと下がっていて、「う~さむさむ~」と車を降りると、遠くから懐かしい音色が聞こえてきました。
「い~しや~き、いも~」
ちょうど通りかかるところだったので、手を振りましたら、中から、長い白髭を生やして、かなり薄着の、仙人みたいなお爺さんが下りてきました。
そのおじいさんとしばしお話ししながら、ホッカホカの石焼き芋を袋に入れてもらっていると、遠くのほうから、ある母娘が部屋着でパタパタと駆けてきました。
お嬢ちゃんが「ヤキイモみっつ、おとうさんのも~」とかわいい声で言うと、ヤキイモ仙人は顔をほころばせてちょっとオマケしてくれてました。
僕も子供たちの分しか買ってなかったのに気付いて、母と妻と、そして自分の分も追加しました。幼い頃に、母に買ってもらって弟と分けて食べた、暖かな思い出がよみがえります。
ヤキイモ仙人いわく、仲間の石焼き芋屋さんはほとんど廃業されたそうですが、自分はお得意さんがたくさんいるから続けてやっていけてるということでした。
確かにとっても美味しい石焼きイモでした。ごちそうさまでした。