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体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。

すべてが「不快」になる

2024年10月19日(土)

カテゴリー
おとなの脳活

ストレスは自律神経失調症を招く

仕事人間関係でストレスがたまってくると、
気分が沈んだり、イライラ感、不安感
などが起こるようになります。

このとき、体内では
抗ストレスホルモンを分泌することで
ストレスに対抗しています。

血圧や血糖値を上げたり、
脳や筋肉が効率的に活動できるようにして、
周りからの圧迫に対抗するように働く
のがストレスへの反応です。

一時的にはいいのでしょうが、
もし、こんな状態がず~っと続いたなら、
どうなるのでしょうか。

精神的にはもちろんですが、
体のあちこちにさまざまな
肉体的なトラブルが起こります。

頭痛や肩、背中のこり、関節のだるさ、
吐き気、お腹の張り、手足の冷えやしびれ、
疲れやすくなったり疲れがとれなくなる、
朝起きれないなど、体調に問題が出てくることになります。

しかも、個人差がありますが、
ほとんどのケースで一度に
いろいろな症状に悩まされます。

困ったことに、これらの悩みは
ひとつひとつの症状に個別で対処しても
解消できるものではありません。

痛み止め胃腸薬を飲んでも
それは一時しのぎ

なぜなら、これらの問題は
自律神経の乱れが原因であり、
その裏にはエネルギーの消耗
そして栄養欠乏があるからです。

すでに説明したように、
脳の栄養が不足すると
ストレスに弱くなりますし、

ストレス時に体は
より多くの栄養を消費します。

そしてそれを補うことができなければ、
脳はさらにストレスに弱くなる。
こういった悪循環に、体調不良が拍車をかけます。

栄養不足により、
扁桃体は常に緊張を続けています。

そこに、体のあちらこちらから
体の不調という情報が届きます。

そのため、脳の内意識 (心)では、
扁桃体による「不快」という評価・判定が
ありとあらゆる情報にラベリングされます。

奥さんが「大丈夫?」と声をかけても、
モラ夫の脳ではそれに「不快」というラベルが貼られてしまいます。

だからこそ彼らは
「お前に俺の気持ちなんて…」 とか
「うるさい」という反応をしてしまうわけです。

体調不良を解消することは、
こういった問題を解決するのに必要不可欠です。

しかし、個々の症状に対し
ひとつひとつ対処していたら、
むしろ問題が大きくなりかねません。

東洋医学など
体全体へのアプローチが求められるのです。

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