からだに、おせっかい。
ブログ
体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。
栄養不足でキレやすくなる?
「毎朝、朝食を食べますか」
「野菜を食べますか」
「カップ麺を毎週食べますか」
など、食生活についての質問と
「イライラすることが多いですか」
「友だちをいじめていますか」
など、心の状態について
中学生にアンケート調査をした
という記事を見たことがあります。
このアンケート結果では、
食生活についてランク付けしたところ、
最も悪いグループの3分の2が
「すぐカッとなる」。
そして「友達をいじめている」が4割。
一方で、
最も食事内容が良いグループでは
「すぐカッとなる」は1割。
「友だちをいじめている」は
ひとりもいませんでした。
このことから、
栄養が不足すると
攻撃的になることが予想できます。
私たちが意識しようとしまいと、
脳は栄養が足りているのかどうか
がわかっています。
どんなにカロリーが足りていても、
栄養不足では
食欲という本能を
満たすことはできません。
そのため、本能の中枢である
視床下部から扁桃体へ
「足りないよ!」と、情報が届けられます。
すると扁桃体が反応し、
アドレナリンやノルアドレナリンが
分泌されることになります。
扁桃体は無意識のレベルです。
不足分を何とかしなきゃ
という無意識が、
アドレナリンやノルアドレナリンを増やし、
見たり聞いたりすることに
「不安」や「イライラ」という
ラベル付けがされます。
それが言動として現れるのが、
「すぐにカッとなる」とか
「友だちをいじめる」と
いったことにつながるのです。
このとき、本人は
「なぜ、イライラするのか?」
その理由がわかりません。
それは、知性の脳は、
本能の状態を、直に知ることが
できないからです。
栄養素の不足による
情動脳の過敏さ、つまり
扁桃体でのネガティヴな評価は、
情動脳の中で起きていることであり、
五感からの情報は
切っ掛けに過ぎません。
ですから、知性脳は
それをまったく理解できないことになります。
そのため、
栄養が十分に補われるまで、
そのイライラが続くことになります。
逆に、栄養不足だけが原因の場合、
それを補うことですごく穏やかになります。
実は、ほとんどの人が
栄養不足に気づかずにいる
と考えられています。
モラ夫もあなたも、
まずはしっかりと
栄養を補うことが必要なのです。
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脳活漢方とは?