からだに、おせっかい。
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体に優しい、漢方・自然療法のご紹介。
「応急処置」から「からだづくり」まで
漢方の魅力を語ります。
日本最大の食品公害「カネミ油症」から見えるもの
カネミ油症事件という公害が1968年に起こりました。
北九州市のカネミ倉庫という会社が、
食用の米ぬか油を製造
中に機械の劣化によって、
猛毒のダイオキシン類を食用油中に大量に混入させてしまいます。
西日本一帯の1万4000人以上が健康被害を訴え、
死に至った方も多くいらっしゃいました。
カネミ油症の症状は、
吹き出物などの皮膚症状や手足のしびれ、
肝障害、骨の変形や歯の異常、頭髪の脱毛、
流産、全身の痛み、ガンに至るまで、全身の多岐に及んだため、
カネミ油症は「病気のデパート」と呼ばれました。
長い年月が経ち、亡くなられた方もおられますが、
50年経過した今でも、全身症状に悩まされている方はいまだに多く、
また、母親の油症を引き継いで自らも発症している、
胎児性カネミ油症の方々もいらっしゃいます。
さて、ダイオキシンは「人類が合成した最強の毒物」といわれ、
青酸カリの2万倍、あのサリンの数倍の毒性を持ち、
東京ドームに満杯にいる人たち全員を
目薬一滴分で殺傷できるくらいの毒物と言われています。
ですが、普通に暮らしていたら、
ダイオキシンが体に入ってくる量はほんの僅かなので、
カネミ油症のような事故以外では、
急性毒性が問題になることはほとんどありません。
では、なぜダイオキシンがこれほどまでに恐れられているのでしょうか?
それは、体内に吸収されやすい一方で、分解されることがほとんどなく、
ほとんど排泄されないからです。
体内に残留する、つまり体にたまっていくのですね。
ですから、50年以上前の事故なのに、
いまだに患者さんたちの中毒症状はずーっと続いていますし、
しかもその子供たちにまで影響が出ているのです。
怖いですね。
だんだんたまっていって、徐々に毒性が出てくるので、
ダイオキシンが原因とは分からない場合が多いと考えられています。
では、カネミ油症患者さんたちだけが
ダイオキシンを大量に持っているのでしょうか?
いいえ、
実は、現代に暮らす私たちは、
大なり小なりダイオキシンを
体内に抱えていることが分かってきたのです。
食べ物・水・空気から有毒物質が入ってくる
かつて、日本全国のごみ焼却場から排出されたダイオキシンは、
拡散したまま動物の脂の中に溶け込み、
私たちはそれらを食べることでダイオキシンを摂取しています。
もう一つは、
今、中国から飛来してきているPM2.5が危険視されていますが、
実はもっと危険なことに
現在、中国では大量にダイオキシンが発生しています。
高度経済成長をしてきた中国では国民の消費が上がり、
出されるゴミの量がとても多くなりました。
しかしダイオキシンの規制などない
中国のごみ焼却炉は日本の40年前のレベル。
もちろん焼却場だけでは賄えず、地方ではほとんど野焼き状態だったのです。
中国大陸で発生したダイオキシンはPM2.5に付着して、
偏西風に流されて日本にやってきます。
河川や土壌を汚染し、
それを吸収した作物を食べていくことで体内に入ってくるのです。
私たちの体調不良にダイオキシンが関係している!?
こういったダイオキシン類は、
一気に大量に摂るわけではありませんが、
ほとんど排泄されないので、
長い年月の間に私たちの体の中に徐々に溜まっていきます。
現代人に解毒の重要性が叫ばれているのはここに理由があるのです。
実際、カネミ油症患者の方々の
血液中のダイオキシン濃度はとても高く、
事件当時から現在まで、ほとんど排泄されない状態なので、
ずっと健康障害を抱えながら生活しておられます。
ところが最近は、
日本人の平均的な血中ダイオキシン濃度が
50年前の平均よりもかなり高くなっていて、
なんと一般人のほうが、
今にもカネミ油症患者さんに追いつきそうなのです。
カネミ油症は病気のデパートと言われました。
ダイオキシンという猛毒によって、あらゆる体の不調が起こってくるのです。
現代人を悩ませている体調不良として、
肩こり、頭痛、血行障害、皮膚病、肝臓・腎臓障害、
心臓病、骨や歯の異常、原因不明の痛み、甲状腺の障害、
ホルモンの乱れ、不妊症、先天性奇形・・・などがありますが、
これらがダイオキシンの蓄積によって、
起こされている可能性が大きいとも言われています。
下のグラフの様に、長生きすればするほど、何も手を打たなければ、毒素が溜まっていくのが分かります。
ダイオキシンを解毒排泄する力
ご存知のように、バイオリンクには、
これまでの研究の結果、
様々な体内の毒物を排泄してくれる効果があることが分かっていますね。
新聞各社でも取り上げられましたが、
カネミ油症の認定患者さん達にバイオリンクを食べてもらったところ、
体内のダイオキシン濃度が月日を追うごとに下がっていくことが分かりました。
わずか8か月で体内に留まる
猛毒のダイオキシン類を約20%も排泄し、
全身の倦怠感や手足のしびれ、せきなどの諸症状も改善することを突き止めた!
という記事でした。
通常ではほとんど排出できないダイオキシンを
クロレラが出してくれたのです。
日々の解毒が将来につながります。
バイオリンクはカネミ油症の患者さんの
体内ダイオキシンを減らすのですから、
当然私たちの体の中にたまったダイオキシンも排泄します。
そして猛毒ダイオキシンを排泄できるという事は
日ごろの食事で入ってくる農薬・添加物などは
もっと簡単に解毒・排泄してくれているはずです。
これまで様々な毒素を排泄するデータも取られ、
実際、バイオリンクを飲み始めてから、
いろいろな不調が消えていき、
体が軽くなる方が多いのですね。
食事の度に毎日毎日バイオリンク!!ですね。
健康はやはりカラダの中から、徐々に作り上げていくものです
ひと口にクロレラと言ってもその種類は様々です。
お米にもササニシキやコシヒカリ、タイ米やカリフォルニア米などがあるように、
クロレラも種類によっていろいろな特性があります。
約半世紀前、クロレラを世界で初めて人工培養に成功させた
㈱クロレラ工業は、長年の研究から、
もっとも保健効果の高いクロレラ(バイエリンク種チクゴ株)だけを
純粋培養する技術によって、世界最高品質のクロレラ製品が作られています。
バイオリンクがお役に立ちます。
国産クロレラ100%「バイオリンク」は
どんどん新しくキレイな血液をつくる材料となります。
クロレラエキス濃縮液「BCEx」「503」は、
新陳代謝を高め、血管内に詰まった汚れを掃除して、
血液がすみずみまで流れるようにします。
からだに不調を抱えている方も、毒物を大掃除すれば、いろいろ良くなります。